昨日は、テレビで面白いドラマを見るため夜遅くまで起きてたため、今日は寝不足
だとか、明日は朝早いからいつもより早めに床についたのに、なかなか寝付けなか
ったとか、似たようなことを経験された方も多いと思いますが、「睡眠」って生き物
にとって非常に大事なモノだとはわかっていても、逆にそれ以上のことは実際あま
り知らないのではないでしょうか。
6.5~7.4時間の睡眠よりも短くても長くても、死亡リスクが高まる、つまり寿命が短くなることが分かったそうです。このデータの結果から見る限り、長生きするためにも良い睡眠は大切だというですね。
さらに美容の面から見ても、睡眠不足が続くと、肥満になりやすいということが分かってきています。この理由は、まだはっきりとは分かっていませんが、睡眠不足の人は、レプチンという食欲を抑えるホルモン分泌が低下し、グレリンという食欲を増すホルモンの分泌が増加しているためだと考えられています。
ぐっすり眠るにはどうしたらいいか
ズバリ、深部体温を冷やすことです。
人の眠りには体温が大きく関係していて、体温が下がらないと、人はぐっすりと眠ることができないという体のしくみになっているそうです。そのため、人の体は寝る前に手足の温度を上げ、そこから体中の熱を放出しようとします。そうすることで、体の深い部分(深部体温と言います)を冷やします。つまり、浅い眠りを解消し、深い眠りを手に入れるためには、体温を下げることが大切ですが、そのためには一度体温を上げることが重要になってきます。
どうして体温を一度温めるのかと言うと、深部体温を上げることで、体が逆に、深部体温を下げようとする働きを本能的に持っているからです。それを利用するわけです。
簡単にできる方法
入浴は就寝2時間前までに済ませる。その際38〜40度までの「ぬるめ」のお湯に浸かる(長くても20分程度に抑える)こと。
(注意)
熱いお湯(40度以上のお湯)は避けてください、交感神経が刺激され、逆効果になり、眠れなくなってしまいます。
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