11月26日は、「いい・ふろ」→「いい風呂」ということで「いい風呂の日」です。日本人の風呂好きは世界でもよく知られてますが、中には嫌いな人もいますよね。ギャンブラーには、お風呂嫌いが多いそうで、お風呂で汗や垢と一緒に、ツキも一緒に流してしまうという、ゲンかつぎからきているそうです。私が小さい頃は家の近くに銭湯が何軒かあったのですが、今は残ってません。銭湯には友達と行ったときの苦い思い出があります。ある日着替えの下に水中メガネを忍ばせて3~4人ほどで銭湯に行き水を沢山出してぬるくし温水プールよろしく水泳ごっこし、帰ったのですが、後日銭湯の方が家に来て厳重注意された記憶があります。銭湯で、栓を抜くと、刑法第261条に記載されている「器物損壊罪という罰則というのを後で知りましたが、栓を抜かなくてよかった。
ヤマザキマリさんによる漫画作品『テルマエ・ロマエ』が2012年に映画化されたのをDVDで見たのですが、古代ローマ人の浴場設計技師が、現代の日本にタイムスリップし、風呂を通してのカルチャーショックと抱腹絶倒の見当違いの解釈だが結果オーライに結びつくストーリー展開が痛快だった。古代ローマ人が巨大浴場を建設したのは、入浴すると健康になり、軍隊も活力を取り戻せるとの狙いもあったというから軍事施設と捉える事もできますね。
さて、「健康」って出たついでに入浴のメリットには主に3つの医学的健康作用があるとの記事を紹介します。
1.温熱作用
温めることで血流が良くなり、それによって老廃物やコリ、疲れなどが取れることが分かっています。腰痛・肩こりなどの痛みを和らげたり、筋肉の柔軟性を高める効果もあるそうです。
2.浮力の作用
お湯につかると浮力で体の重さが軽減されるため、足腰の筋肉などへの負担を軽くするのでリラックス効果が高くなるそうです。
3.静水圧作用
お湯につかることでかかる水圧のことです。お湯に入るとウエストが3センチ以上縮むといわれています。体に圧がかかることで、下半身にたまった血液やリンパを心臓へ戻しやすくなり、血液の循環も促進しますので、むくみ解消や、疲労物質を流す効果も高まります。
お風呂入るだけでこんなにもメリットが。絶対入らないと勿体無いですよね。
最後に余計な(?)話をひとつ。
江戸っ子の風呂が熱い(現在まで残る資料から推定すると、なんと46~48℃という、
信じられない熱湯。今の湯温は普通40~42℃くらい)のは、遊郭帰りの労働者が性病予防の消毒のためだったそうです。
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