旅に行ったらほとんどの人が写真を撮ると思い
ます。
旅から帰って久しぶりに見返したときに
「あれっ、これどこで撮ったっけ？」
こんな経験ないですか？
実は、スマホとパソコンがあれば
写真を撮るとき位置情報（ジオタグ）を保
存することでその悩みは解決します。
・スマホで写真に位置情報が保存
・パソコンで位置情報を読み取るソフトが
Googleマップのストリートビューと連動
写真の撮られた周辺も散策できることで私でも
思い出すことができたわけです。
いやあ、これめっちゃ楽しいですよ。
旅行写真にジオタグ設定しGoogleストリートビュー
スマホのカメラ機能を前提としてますが、GPS
機能を持ったデジタルカメラでもOK。
ここではアンドロイドスマホを前提で
説明しますね。
まずはスマホのカメラでの設定です。
1）カメラアプリを開く
2）歯車アイコンをタップしカメラ設定
3）「位置情報を保存」の項目をみつけ
オンにする
スマホ側の設定は以上です。
この設定のあとは自動で撮った写真に
ジオタグが保存されますよ。
次にパソコン側での準備は
「GetGpsInfo」と’いうフリーソフトを
ダウンロードしてインストールします。
準備できましたか？
では早速やってみましょう。
まず「GetGpsInfo」ソフトを開きます。
左側に自分のパソコンのフォルダ一覧が表示
されます。
その中から開きたい写真のあるフォルダを
クリックします。
すると右側にクリックしたフォルダの中の
写真が一覧で表示されます。
すると、「緯度」や「経度」のところが数字とNや
Eなどで埋まった写真があるとおもいます。
これが最初に設定した位置情報です。
この写真ファイルのところにマウスを持って
いって右クリックします。
「Googleマップで開きます」
これが出たら成功です！
あとは、好きなだけもう一度旅を楽しんで
ください
便利なジオタグに潜む危険性を知っておいてください
先程は写真にジオタグを設定することで旅の
写真を楽しむ方法を紹介しましたが、危険性が
あることも知っていおいてください。
最近はSNSなどで個人でもいろんな写真、き
れいな風景や美味しそうな料理などを撮影して
はアップロードして他の人と共感し合ったりとい
うことがブームですよね。
実は写真ファイルの中には画像以外に先程の
位置情報のほかにフォルダのパス名やコン
ピュータ名などといったいろんな情報が含まれ
ているんです。
これらの情報をExif
（エグジフとイグジフと読む）といいます。
もし第三者があなたがアップした自宅周辺の写
真などからこれらの情報が見えたら自宅の特
定ができる可能性が高まります。
でもご安心ください。
インスタグラムなど主だったところはこれらの情
報を削除するしくみになってますので。
ただ、すべてのSNSでそうだとは限らないので
事前に確認しておいたほうがいいですよ。
でも一番安全なのは事前に自分で消してしま
うのがベストかも知れません。
これらの操作も次に紹介する専用のソフトを
使えばかんたんに行なえますよ。
Exif情報を自分で削除できるソフトがあれば安心感も倍増！
Exifにはほかにどんあ情報があるかというと
撮影日時
位置情報（緯度、経度）
方向（カメラを向けた方角）
カメラの機種名
シャッタースピード
露出有無
等々、ほかにもたくさんあります。
これらの情報があること自体知らない人も
多いとおもいます。
この中には個人を特定できる可能性がある情報
もいくつかあります。
もしあなたが自宅で撮った写真なら位置情報
をもとに特定できてしまう可能性も大です。
Exifを消去してくれるソフトがあるのです。
わたしが利用してるソフトは
「F6Exif」といいます。無料です。
使い方もかんたんです。
ダンロードして解凍します。
解凍したフォルダの中の
「F6Exif.exe」をクリックしてソフトを起動
画面下の大きな空白部分にExifを消去したい
画像をドラッグ・アンド・ドロップ
メニューから「編集」→「Exif削除」
これだけです。
「画像 Exif ソフト」などと検索するとほかにもい
ろいろあるので、ご自分にあったものを探して
みるのもいいでしょう。
自分の身は自分で守るが一番ですよね。
便利さと危険は隣り合わせ
スマホやデジカメで撮った写真に保存された位
置情報。
これを使うことで旅先での思い出がGoogle
ストリートビューでさらに楽しくなりました。
かと思ったら、位置情報が保存されたままの写
真がネットに拡散されると、それをもとに個人を
特定できてしまう可能性もある怖さ。
このブログで、新しい写真の楽しさと同時に危
険から身を守る方法を知ってもらえたら、幸い
です。
さいごまでお読みいただきありがとう
ございました。
