去年家の近くに串揚げの店がオープンしてからというもの、
ちょくちょく通うようになった。
揚げ物が大大大好きです。
そこで、ビール片手に串揚げを食べながら、私好みのBGMが
かかってると、もう最高の気分です。
串揚げ以上に音楽が大好きで、四六時中聴いてます。
ジャンルとかは問わず、聴いて楽しめればOKです。
なので、車で聴くためにSDカードにお気に入りの曲を詰め込んだのを
聴くと、良く言えば守備範囲が広い、悪く言えば……
話をすすめます。
正月休みも明けた週末に久しぶりに串揚げを食べに行くと、
いつも以上に好みの曲が次から次に続いたので、いい気分で
いると、突然予想もせずにかかった。 ♫ ♪
そう、
「カルミナ・ブラーナ=Carmina Burana」
曲目を聴いても「?」という人でも出だしをちょこっと聴いたら
すぐにわかると思います。
それくらい一度聴くと、もう忘れようがないくらい非常に
強烈な印象が残ります。
されることになり、調査が行われました。
すると、図書室から約300編にのぼる古い歌を集めた
写本が出てきました。
内容は若者の不満や怒り、恋愛、酒や性、パロディなどといった
非常に世俗的なものが多く、おそらくこの修道院を訪れた学生や
修道僧たちによるもので、写本は11世紀から13世紀の間に書かれ
たものと推測され、
『カルミナ・ブラーナ』(ボイレンの歌)という題名で編纂され、
1847年に出版されました。
カール・オルフ(Carl Orff 1895-1982)という人が、この詩歌集
から24篇を選び(内1曲は自作)、曲を付け1936年に完成し、
翌1937年7月8日に初演され。世界的に有名になりました。
この曲を聴いて感じるのは、何度も同じパターンで繰り返される
こと(オスティナート)と、打楽器群の凄まじい迫力です。
内に眠っている(?)原始の魂がゆさぶられるような、
ことばでは説明出来ない魔力みたいのを感じます。
ある種の音楽的なパターンを続けて何度も繰り返す事をさし、
「がんこな、執拗な」という意味で執拗音型と呼ぶことも
あるそうです。
この曲が初演された頃のドイツといえばナチスが隆盛を高めて
た時期ですから、この曲の持つ高揚した曲調はナチスのお気に
いりとなり、あの「プロパガンダの天才」といわれた
パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス下のゲッペルス宣伝省が初演に
際して支援してます。
まあ、一度聴くと病みつきになる可能性大ですので、
「健康のため、聴き過ぎに注意しましょう」
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