いまや、日本陸上界のトップスターと
言っても誰も異論はないと思う
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手
名前からも察するとおり、やはり
外国の血が体内を駆け巡ってるわけで
すが、日本人にも深い縁のあるあの
国だった。
サニブラウンの父の国ガーナってどんな国?
サニブラウン・アブデル・ハキーム
もういまや日本の陸上界の期待の星として注
目されていることはスポーツに興味がない人
でも知っているでしょう。
そんな彼の父親ラティフ・サニブラウンさん
はガーナ人なのですが、
「ガーナってどんな国?」
ってなると
ガーナチョコ
と言いたくなりますよね。
実はガーナは「サッカー大国」で
アフリカチャンピオンでもあるのです。
そんなの知ってたって聞こえそうですが
身体能力が高い国として当然のように
スポーツ選手を大勢輩出しています。
彼のお父さんもサッカーが得意で
都内ではスポーツバーを経営している
そうです。
ガーナ人は一般に大声でしゃべる人が
多いらしく、日本人からみたらうるさく
感じるかも知れません。
ゴミなどを平気でポンポン捨てるらしく
車やバスの中からもポンポン。
周りの人も全く気にしないとも。
これだけ聞くとだらしないように聞こえ
ますが、かなり宗教熱心な国と言われてます。
ウーン。ますますイメージしにくいですね。
実はガーナに深い影響を与えた日本人がいた!
ガーナの小さな村で長老祭りという盛大な
祭りがあるのですが、その祭りの主人公の
長老というのが
「武辺寛則」
という日本人なのです。
しかもそのかたはわずか27歳で亡く
なってます。
今はこの村は豊かになっているのですが
その元を作ったのが海外協力隊として
やってきた武辺寛則なのです。
「ファンティパイン」
というのをこの地に根付かせて今や国内だ
でけでなくヨーロッパにも輸出するほど
発展して、貧しかったガーナの小さな村が
今は人々に、夢や希望、笑顔を与えたこ
とを村人たちはけっして忘れないように
毎年盛大に祝ってるのです。
意外なところで、日本との関わりがあった
のを知り感動しました。
宗教熱心なガーナ人のことですから、
ずっとずっと受け継がれていくことで
しょうね。
サニブラウン選手ってどんなひとなのでしょう?
身体能力バツグンのガーナ人の父と、元インターハイ
にも出場するほどのスポーツ選手であった母から受け
継いだ能力の凄さは言わずもがなですが、
彼の言動には思わず笑ってしまうことも
しばしば。
「寝てたら早くなった」
このことばが一番彼らしい感じがします。
かなりの負けず嫌いらしく、
クラスメートの評では
とてもやさしい
頭がいい
と高評価のみしか見いだせず
天邪鬼な私はマイナス評価を探したが
見いだせなかった。
そういえば、あのウサイン・ボルト選手も
カメラマンの不手際で怪我を負わされた
ときに
「大丈夫、なんでもない」って
やってたけど、あれだけの一流選手なら
「どうしてくれるんだっ!」って
怒鳴るりそうなもんだけど、あっさりと
許すあの寛容さにはファンにならずには
いられなかった。
サニブラウンの趣味の一つに
「少女漫画を読むこと」
っていうのがとぼけてて、いとおかし。
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