連想ゲームなら
「ハロウィン」といえば
「かぼちゃ」
とほとんどの人が正解すること
まちがいなし。
でも、
「なんでかぼちゃ?」って不思議に
おもいません?
実はこのかぼちゃ、ちゃんと
名前もありまして
「ジャック・オー・ランタン」
「提灯ジャック」ともいいます。
正体を知るとハロウィンがもっと
楽しくなる?かも。
ジャック・オー・ランタンの正体とはパート1
まずは、小さなお子さま向けのはなし
むかーし、むかーしのアイルランドに
ジャックという男がいました。
彼はけちん坊の上に人をだましたり
酒を飲んでは暴れる、いいひとでは
ないタイプいわゆる悪い人でした。
ハロウィンの日はいろんなものの
境界線があいまいになるため、あの世
から死者や悪魔なども出てきます。
そんな彼がハロウィンの日に悪魔に
何度も出くわし、魂を取られそうに
なりますが、逆に悪魔をだまして
絶対に魂を取らないと約束させるの
です。
しかし、そんな彼も年には勝てずに
いつしか亡くなりました。
死んだ彼は大がいくつつけばいいか
わからないほどの悪党です。
それなのに天国に行こうと門を
「ノック、ノック」
「……」居留守。
残念なことに行けませんでした。
しかたなく地獄の門をたたきます。
例の悪魔が出てきて言うには
お前の魂は取らないと約束したから
「ダメあるよ」ということで
ジャックは天国へも地獄へも行けず
地上を、提灯を持ってさまよって
いるそうです。
ジャック・オー・ランタンの正体とはパート2
さきほどの話は、小さなお子さま向けで
した。
ここでは一般の方向けのお話です。
おれはメルヘンをこよなく愛してる
から壊したくないというかたはどう
ぞすっ飛ばしてください。
では、はじめます。
物語のあったアイルランドというの
は、沼地が多い。
実はこの沼地から話は始まります。
沼地には色んなものが腐敗して悪臭や
ガスを発生します。
そうすると自然発火で、炎が上
がったりすることも珍しくないそうです。
だから、沼地があるとこでは世界のあち
こちでこの炎は目撃されていて、日本で
は「鬼火」といってます。
だから、沼地が多いとこではこの手の
話は名前やストーリーが違うだけで
たくさんあります。
なかでもイングランドは特に多いみたい
ですね。
そんな目撃情報も土地開発などで沼地
が埋められ無くなっていくと、自然に
聞かれなくなったみたいです。
さあ、あなたはどっちを信じますか?
かぼちゃを使う由来は
もともとはケルト系の人々の祭りで
イングランドなど、ヨーロパでは
かぼちゃではなくカブなんだとか。
かぼちゃはアメリカに渡ったケルト
系のかたの子孫が手に入れやすい
かぼちゃで代用したのが定着。
ランタンを作るときにカブに比べて
かぼちゃのほうが加工もしやすい
食べても美味しいのも想像できま
すしね。
あと、かぼちゃのあの色ですけど
「オレンジ」
これには、収穫の意味があると。
でも、疑い深い私は、先の
- 手に入れやすい
- 加工しやすい
- 食べても美味しい
これが本音で、色はたまたま…
まあ、でも人間の想像力って
素晴らしいって思えるはなしでした。
さいごに
日本でもかぼちゃはポピュラーな食べ物
だから
ハロウィンには今回のかぼちゃにまつわる
「ジャック・オー・ランタン」の話を
ふたつ用意させていただきました。
小さなお子さま向けには
パート1
今回は細かい内容は省きましたが、あな
たの想像力で仕上げてみてください。
友達やクールな感性の持ち主用には
パート2
ここで取り上げた説以外にもいくつか
あるみたいです。
今回は取り上げませんでしたが地球の
電磁波によって発生する特殊現象説も
ハッピーハロウィン!