ザ・ベンチャーズの曲に出会って音楽が生活の一部に その2

レコードの後に出てきたCDが、ものすごい勢いで普及していくのとは対照的にレコードはどんどん片隅に追いやられていきましたが、今またクラシックファンを中心に復活してるって話を聞きましたが、私も嬉しく思います。レコード自体はこれから新たに買う予定は無いのですが、再生するのに必要なプレーヤーや針もレコードが復興していく中で販売されてることを知り、すぐに買いました。同じ曲でもCDで聞くときとレコードで聞くときとでは気分も違います。レコードはジャケットから取り出し、プレーヤーに載せ針を落とす瞬間の儀式が、これからこの曲を聞くんだというような気持ちがCDに比べると、手間が掛かる分強くなる気がします。

最初に買ったレコードがザ・ベンチャーズだったこともあり、レコードを聞きながら読む解説書は、最高の情報源でした。というのも彼らの曲は主にインストゥルメンタル中心であり、アレンジ曲がメインなので、解説書の中では、演奏法と曲のオリジナルの解説が中心になります。そうして毎日解説書を読みながら曲を聞くということを続けていると、曲ごとにオリジナルは誰々で、この曲の圧巻はギターのアドリブの……と大体そらんじられるようになり、その調子で友達とかに話したりしてました。でもそうしてる内にオリジナルの方も聞いてみたくなってきました。

最初にザ・ビートルズの「イエスタデイ」のシングルを買ったのですが、他にも沢山気に入った曲があったので、二度目にはLPでベスト盤を購入しました。こういう感じで次から次に色んな人の曲を聞いていきました。こういう経験ができたのもザ・ベンチャーズの演奏で聞いて予備知識があったからです。ジャンルも多様で、ポップ、カントリー、クラシック、オペラとなんでもござれって感じです。たまたま遊びに行った友達の家で聞いたレコードが、もしザ・ベンチャーズでなかったら、有名なオリジナル中心のアーティストだったとしたら、感動は同じくしたと思いますが、特化は避けられなかっと思います。アレンジという分野がメインのザ・ベンチャーズから聞き始めたからこそ、オリジナルに逆に興味をもち、多種多様なジャンルやアーティストに触れ合うことが出来たのだと思います。

あの日友達の家で、ザ・ベンチャーズを聞いて以来、彼らの曲が私の生活で途切れたことはありません。家ではもちろん、車に乗ればなおさら窓を閉め切って大音量で堪能してます。今日帰りに聞いたのはキャラバンのライブでした。ジャズの楽曲でオリジナルはデューク・エリントン楽団……解説はいいですね?失礼しました。

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